ビーハッピー 事業内容

  • 生活介護「みのりの家」
  • 短期入所「ショートステイ みのりの家」
  • 特定相談支援「相談支援事業所 えん」 

育てて頂いた使命

みのりの家施設長 渡邉美佐緒 
 みのりの家は、平成元年に、夫とともに我が家を開放して始めた本当に小さい場でした。重複した障害をもたれながらご家族とともに懸命に生きてこられた青年達お二人と出会い、日中だけでしたがともにゆっくり日常生活を楽しめる場をもてた事が本当に喜びでした。
 そしてその場に一人二人と通いたい方が集まってくださり、平成19年に社会福祉法人となりました。現在は身体や知的そして精神の障害をもたれた方々や難病で医療的ケアを必要とされている方々が、35名通所され日常生活をすごされています。
 開所当初から、ずっと大切にし続けてきたことは「人は生まれてきたこと、生きていることが本当に素晴らしいことだから、もうそのことで十分なので、二度と来ない尊い今を大切にしましょう」ということです。
 このあり方に沢山の方が共感してくださいました。今は亡き大先輩の方達が、みのりの家を知り、「人と人を比べる必要も無く、優劣を評価する意味など存在しない場を続けてくださいね」と優しく励まし応援してくださったことが、大きな支えとなり今があります。
 そして今、グループホームの立ち上げに若いスタッフとともに邁進しております。
 未来に向けて、命ある限りこの頂いた使命を果たし、次世代の方にバトンタッチしていきたいと思います。
(神奈川県身体障害者施設協会 広報誌『みらい』平成27年度第1号より)